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女性ターゲットを正しく選定する方法

marketingという赤文字が人の手で書かれている

女性マーケティングではターゲティングが最重要です。顧客ターゲットをどの年代のどんなライフスタイルを送っている女性に決定するかによって、商品構成やネーミング・サイトイメージやセールスコピーまでも変わってくるからです。しかし多くの場合「30代女性」のように大まかなくくりでターゲット選定をするため、マーケティングが曖昧になり女性ニーズをとらえることができていません。正しくターゲティングを行うことができれば貴社と相思相愛の女性客を選ぶことができマーケティング戦略も驚くほどうまくいきます。今回は女性客を対象にしたい場合のターゲティング方法を1からお伝えしていきます。

 

1.ターゲティングとは

 

そもそもターゲティングとは何でしょうか?

 

ターゲティングとは商品(サービス)を提供するときに、どの客層を標的にするかを決める事である。それには顧客をいくつかのグループに分け、分けたお客さまのどのグループに狙いをつけるかを決める。

 

 

ターゲティングとはあなたの商品を売る際に顧客のターゲット(的)を決めることを指します。ではなぜターゲティングをする必要があるのでしょうか?それは顧客によってベネフィット(得たいもの)が違うからです。例えば寝具布団を女性ターゲット向けに売り出すとします。しかし女性の布団に対するニーズは様々です。

 

・軽くて暖かい布団がいい

・割安でカワイイ布団が欲しい

・腰痛を軽減する布団で寝たい

・ダニ防止や抗菌作用のある布団があったら・・

・肌を保湿するシアバター加工の布団が欲しい!

 

これらの女性ニーズを一度に入れられたら良いのですが、コスト面などを考えても不可能に近いでしょう。さらにターゲットが定まらない商品は誰に向けたものなのかがわからず、結局誰も買わないという事態になります。そのためターゲティングを行うことで女性客の細かなニーズに対応した商品をつくることができ、販促戦略も立てやすく効率良く収益化を図ることができます。一方で貴社の企業資産を欲しがるターゲット層を見つけられない場合や間違った選定を行ってしまうと全ての戦略が崩れてしまうため注意が必要です。

 

 

2.セグメンテーションとターゲティングの違い

 

セグメンテーションとターゲティングはよく混同されているので一度整理をしておきましょう。

 

・「セグメンテーション」とは顧客をグループ別にわけること

・「ターゲティング」とは特定のセグメントを狙うこと

 

 

ターゲティング(狙い)を定めるには、何かしらのカテゴリー分けをしてその中から選ぶ必要があります。カテゴリー分けでよく使われるのは「年代・性別・地域・業種」などが多く、分けた中からさらにターゲット(的)を定めて商品開発や販促をしていきます。そのためセグメンテーションとターゲティングは常にセットで考えていくものになります。つまりターゲティングの作業工程とは、①セグメンテーションを先にして→②ターゲティングをするという順番になります。マーケティング戦略を立てるために必要なのがターゲティンとなるため、セグメンテーションは女性顧客心理を拾い上げられるものでなくてはいけません。正しくターゲティングをするには、正しいセグメンテーションを行うことが非常に重要なのです。

 

3.年齢別のセグメンテーションはNG!

 

上記でもお伝えしたように、ターゲットを決めるにはまずはセグメント分けからしていきます。女性客をセグメントで分類する時に一般的なのは20代女性や30代女性というように年齢別でするやり方です。しかしこのように単一的な年齢別の方法は、女性ニーズをかえって不透明なものにしてしまいます。なぜなら女性マーケティングにおいて特にF1層(20歳~39歳)と言われる世代は、就職・結婚・妊娠・子育て・キャリア・介護など様々にライフスタイルが変化するからです。

29歳女性を例にしましょう。29歳といっても独身女性も今は珍しくありません。逆に早くに結婚出産をして子育て中の女性もいます。キャリアを積んでいる女性は会社で管理職かもしれませんし、個人でネット起業をしている方もいるでしょう。未婚女性なら婚活や習い事で自分磨きに時間をかけたり、お一人様を楽しむ女性もいます。さらに高齢化社会となり若いうちから祖父母の介護に関わる方も今後増えてくるかもしれません。女性の職業の選択の幅が広がり会社でも女性が重要な役割が与えられるようになった今、同じ世代の年齢であっても男性より女性のライフステージは多彩であり、心の揺らぎも大きくなります。そのため年齢のみでセグメンテーションしてしまった場合、戦略を大きく外す可能性が高くなります。

 

 

3.企業資産を最大に活かせるターゲティング選定法

 

3-1.女性ターゲット特有の選定ポイント

 

ではライフステージ別にセグメント分けをすれば良いかと言えば、それでもまだ不十分です。なぜなら年代によっても嗜好の違いや育った社会的背景が違うからです。そこでJMC企画室がターゲティングで採用しているのが「ライフステージ×年代別」のセグメント分けです。

たとえば乳幼児の育児をしている女性が紙オムツを買うときに、20歳の女性と40歳とでは買うメーカーが変わる可能が高くなります。20歳であれば安さが第一購買目的となるかもしれませんが、40歳であれば肌にやさしいとかオーガニック使用など年齢が高くなるほど子供にかけられるお金も増えるため素材にこだわる傾向が高いのです。そうしてみた時に「ライフステージ×年代別」であったとしても年代が20代、30代、と10歳刻みで分けた場合、やはりセグメントがズレる可能性が高くなります。そこでJMC企画室では年齢を4歳刻みに分けています。なぜ4歳刻みになっているかと言うと、女性心理が個人レベルでつかみやすくなるからです。

 

20歳~24歳は恋愛や自分の楽しいことに興味がありますが、25歳~29歳になると気持ちの余裕が出てきて習い事や自分磨きにも時間をかけるようになります。この傾向に女性のライフステージを掛け合わせると商品ニーズが浮き彫りになってくるようになります。

先ほどの紙おむつを買う女性消費者を例にしてみるとそれがよくわかります。

 

乳幼児の子育て主婦(ライフステージ)×20歳~24歳の女性(年齢別)

        ↓

紙オムツに対するニーズとは何か?

        ↓

割安だけどキャラクター柄などがプリントされているカワイイ紙おむつを好むのではないか?

 

このように消費者ニーズを想定できるようになると同時に新商品へのアイデアも生まれやすくなります。

 

3-2.消費者データの併用で「強いターゲット」を絞る

 

女性心理に近づけるセグメントを行えたらさらに消費者データと合わせて、貴社の企業資産が最大限に活かせるターゲット選定をしていきます。あらゆる年代の「ライフステージ×年齢別」に加えて、地域ごとの人口データーやPOSシステムなどから購買傾向などを出して掛け合わせてみます。ここでのポイントは最初からターゲットを特定しないことです。全て並べてみることでで貴社の強みが最大限に活かせそうな、一番相性の良い女性ターゲットが見つけやすくなるからです。絞るのが難しければまずは上位3つをエントリーしてみましょう。そこから社内で活発に意見を交わして1つに絞る作業を進めていきます。

 

4.まとめ

 

ターゲティングとは企業収益化を効率的に出すためにも大変重要です。ではこれまでの方法を3つにまとめていきます。

 

①ターゲティングとは

商品(サービス)を提供するときにどの客層を標的にするかを決めること

 

②ターゲティングをするステップ

顧客をグループに分けてその中から狙いを定めていくこと

 

②女性ターゲティングの方法

「ライフステージ×年齢」で分けることによりニーズを拾いあげることができる

さらに消費者データなどとから検証することで企業の強みが活かせるターゲットを選定する

 

これらの方法から、ぜひ貴社の資産を欲しいジャストな女性ターゲットを見つけてみて下さい。

この記事を書いた人/五丈凛華