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マーケティングの基本がよくわかる3つのポイント

たくさんのデータ表

 

「マーケティングとは何ですか?」と聞かれたら、誰もがその答えに詰まるのではないでしょうか?マーケティングという言葉はよく使われますが、その範囲は広く曖昧に解釈されているため一言で説明するのは意外と難しいものです。ただ女性マーケティングを理解する上でも、そもそものマーケティングを理解することがファーストステップとしては必須です。そこで今回はビジネスシーンでも多く登場する「マーケティングとは」について、押さえておきたい基本的な3つのポイントをお伝えしていきます。

 

 

1.「マーケティング」の定義

 

マーケティングは英語で「marketing」と書き「market=市場」+「ing=~する」から成り立つ名詞で『marketing=生産から宣伝・販売までを方向づけるための全企業活動』という意味があります。もしあなたが自動車メーカーであったなら「車の生産+CMや宣伝広報+店舗での車販売」の企業活動がマーケティングだという事になります。でもこの説明だと少し違和感を覚えるかもしれません。なぜならマーケティングとは「売上げをあげるために戦略的に〇〇する」という、範囲の狭いイメージが一般的だからです。そこでイメージに偏らずマーケティングの基本的意味を理解するために、マーケティングと総称されている「企業活動」についてもう少し掘り下げてみることにしましょう。

 

まず企業活動とは「顧客が主体」となりまわっています。あなたが自動車メーカーであるなら顧客の車が欲しいというニーズ(需要)によって、企業は車を製造し売る(供給)ことで対価を得られます。つまりいくら供給をしても需要がなければビジネスにはならず企業活動を続けることは難しいのです。このようにビジネスの本質的な観点からすると、マーケティングとは正しくは『生産から宣伝・販売までを”顧客ニーズに沿って”方向づけるための全企業活動』となります。

さらにマーケティングをわかりやすく言い換えるなら売り手(企業)と買い手(顧客ニーズ)の合致点を見つけ「市場のニーズ適合」をはかることだと言えます。よく間違えられるのは「マーケケティング=市場調査」という考え方ですが、市場調査はマーケティングの一部を担っているに過ぎないので注意をしましょう!

 

 

2.マーケティングは何からすればいい?

 

2-1.マーケティングのゴールとは

 

実際にマーケティングをするとなると4Cや4Pなどのフレームワークを使って自社の市場分析を行うことから始める方はかなり多いでしょう。確かに市場分析は必要ですが、机上の空論を展開するだけでは売り上げは伸びないのが現実です。それよりもマーケティンとはもっと日常茶飯事に行われていることであり、そこに売上があがるポイントが隠されています。

例えば町の駄菓子屋さんであれば子供たちに人気のお菓子を仕入れたり、小さい子供でも手に取りやすいように陳列棚の高さを低くしたり、スーパーボールなどが当たるくじ付き商品を売ることによって単価アップを狙うなど、これらは顧客ニーズ(小学生)の視点に立ち売上を伸ばすマーケティングをしていることになります。

 

一方で大手自動車メーカーが30代の主婦をターゲットにするなら、女性が運転しやすいように小回りの利く車体やパステルカラーのデザインにしたり、買い物に行くことが多い主婦にも便利な収納機能を追加したり、販売員を女性にするなど女性ニーズに応える車をつくり購入してもらおうとします。町の駄菓子屋さんと大手自動車メーカーがしていることを並べて見るとよくわかりますが、売るモノが違うだけで本質的には全く同じマーケティングをしているのです。そしてマーケティングによって目指すゴールも同じく、「ターゲット顧客に自社商品を購入してもらうこと」にあります。

何だかとても当たり前のようなことですが、その当たり前を間違えているのが多くの人がしているマーケティングです。例えばそれは試験で100点を取ろうと参考書を買いあさり計画を立てたはいいけれど、それだけで勉強をした気になってしまい結局は成績をあげられない学生とよく似ています。このようにマーケティングとは戦略立てをすることが目的なのではなく、最終ゴールである「商品購入をしてもらう」という結果を出すことに意味があるということです。

 

2-2.マーケティング戦略の立て方

 

結果の出るマーケティングをするならまず「ターゲットを明確にすること」から始めていきましょう。マーケティングの最終ゴールは「顧客に自社商品を買ってもらうこと」なのですから、ターゲットを理解しなければ当然このゴールにも到達できません。そのためにもターゲットを明確にすることが戦略立ての第一歩です。

しかしこのターゲット選定は大企業でも曖昧にしているケースが多いのが現状です。例えば女性ターゲットだとしても「若い女性」や「30代女性」などというように年代別でくくられることがほとんどです。仮に30代女性がターゲットだとしても、独身と既婚・既婚者でも子供の有無・キャリアかノンキャリアによって購買心理も大きく変わってきます。これらを1つにくくってマーケティングをした場合どの女性にも刺さらない商品となり、結果市場では選ばれない商品となります。もちろんやみくもにターゲットを決定することは危険です。貴社が競合と比較してどのようなポジションにいるのか、企業資産を欲しいターゲットは誰なのか?と、市場適合したターゲットを選ぶためにも自社の内情をしっかりと見つめることがスタートになります。

 

 

 

3.戦略を成功させる「一貫性の法則」

 

昨今様々なマーケティング手法があり最新の情報を求めがちですが、戦略立てをする際に1つポイントがあります。利益を上げ続けるためには全企業活動でくまなくマーケティングを行うことが重要ですが、失敗しやすい点としてスキルに集中しすぎてそれぞれをバラバラに戦略立てしまうことです。

例えばシミ・ソバカスを消す化粧クリームの販売をする企業であった場合、プレスリリースやリスティング広告を使い商品情報の拡散、試供品を街中で配り本命商品購入へ誘導し売り上げを伸ばすという戦略を考えるのが一般的ですが、この思考法だけでは失敗しやすいです。なぜなら戦略立てをするときはターゲット顧客心理をよく理解した上で「商品をつくり・伝え・売る」の戦略を一本化する必要があるからです。

 

シミ・ソバカスを気にするのは女性であれば大半ですが、最もニーズが高いのは「男性から綺麗だと思われたい」とする肌の衰えが気になり始める40代女性というターゲットが浮かび上がります。このターゲットが集まると思われる独身で結婚をしたい女性たちが集まる婚活サイトのユーザーにアプローチをした場合、購入率が各段にあがる可能性は高くなるでしょう。さらに婚活女性に響くコピーを考えれば訴求効果は益々高くなるため、そこから口コミを起こしてシェアを拡大させていくということもできるのです。

このようにターゲットである顧客を主体に考えていけば、自ずとマーケティング戦略が見えて来ます。こうすることで戦略は一貫性を持ち、貴社の素晴らしい商品をターゲット顧客の元に最短で届けられるようになります。

 

 

4.まとめ

 

それではもう一度、ビジネスで知っておくべきマーケティング3つのポイントについておさらいをしましょう。

 

【マーケティング3つのポイント】

①マーケティングの定義 とは

売り手と買い手の合致点を見つけ「市場適合」をはかること

 

②マーケティングとは何からすればいいか?

自社の内情をよく把握しターゲット選定を慎重に行う

 

③マーケティングを成功させるために重要なこと

顧客心理をよく読み取った上で一貫性を持った戦略を立て実行する

 

マーケティングとは実際にはシンプルなものです。今回お伝えしたことは基本的なことばかりですが、忘れてしまうと戦略が顧客の心を捉えられなくなり結果の出ない事態となってしまいます。貴社の素晴らしい企業資産を顧客に届けるためにも、ぜひこの3つのポイントを忘れずにいて下さい。

この記事を書いた人/五丈凛華