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キャッチコピーの反応に見る男女脳の違い

男性と女性が肩を並べて空想している

 

あなたがキャッチコピーを作る時に1つ押さえるべき点があります。それは男性ユーザー向けなのか、女性ユーザー向けに作るのかをハッキリさせておくことです。なぜならキャッチコピーは男女によって全く違う反応結果が出るからです。キャッチコピーは商品を宣伝販売する際に売り上げを大きく左右するほど影響力があります。だからこそ市場に投げかける前に、確実に反応を獲得する方法を知っておきましょう。もちろん男女共ターゲットという場合の対処法もあります。では早速男女の違いについて見ていきます。

 

 

1.男性に効果絶大だったキャッチコピー

 

<img src="nissan-tv-cm-automatic-brake-standardization-yazawa-hen-is-the-10th-nittele-cm-award-award20160202-4-672x372.jpg"alt="矢沢永吉が横を向いて微笑んでいる">

 

 

女性と男性ではキャッチコピーの反応に大きな違いがあります。それは男女で「受け取りたい情報」が違うことに起因しています。男性から絶大な反応を得たキャッチコピーを例にあげると、日産自動車の「やっちゃえNISSAN」があります。TVCMで矢沢永吉さんが車を運転しながらダンディに発する言葉に、男性たち(特に40代からのターゲット男性)は「日産は新しいことにチャレンジしてくれそう。カッコイイ!」とダイレクトにイメージを受け取ったのです。

このコピーは顧客ではなくメーカーのイメージづくりに焦点が当てられていますが、男性はコピーに対象となる自分の存在が入っていなかったとしても反応を示します。なぜなら男性は基本的にステイタスや強いものに対する憧れが強いため、企業(商品)にも同じものを求めるからです。そのためブランドイが強者的なイメージで訴求されているコピーについ惹きつけられます。キャッチコピーには深いメッセージ性よりも、ブランド(商品)イメージなどがダイレクトに理解できるコピーを好む傾向があります。

 

 

2.女性脳は「自分ゴト」に強く反応する

 

<img src="292fa4557e760262f49a98597b27431e_s.jpg "alt="女性が腕を組んで考えている">

 

 

一方で女性が同じ日産のキャッチコピーを見たなら、反応はまるで違います。「んっ?ニッサンは何をやるの?」と意味がわからずにスルーしてしまうでしょう。なぜならコピー内容に対象となる自分=「自分ゴト」が入っていないため、言葉の意味が理解できないのです。

これは女性特有の脳の構造が影響していると思われます。まず左右の大脳半球をつなぐ脳梁は男性よりも女性の方が大きく、感情をつかさどる海馬も発達しています。そのため女性は自分の感情を自覚しやすく感情表現も豊かにできますが、自分の感情が主体となって物事を判断します。

 

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人は自分の過去の出来事から新しいモノ事を理解しようとします。例えば初対面で人と会った時に、顔や服装の印象から「この人は〇〇な性格だろう」とある程度予測を立てると思います。これは過去に出会関わった人の記憶から判断しようとするためです。女性は過去の感情を強く覚えているため、多くの出来事を自分の過去と照らし合わせて理解しようとする傾向が強くなるのです。それはキャッチコピーにとっても同じで、女性向けのキャッチコピーを作るなら「ターゲット女性が過去から影響を受けて強く思っていること」を入れることで反応率の高いコピーが生まれます。逆を言えばターゲット女性の「自分ゴト」が入っていないコピーの反応は、限りなくゼロに近くなります。

 

 

3.女性の心を惹きつけるコピーになる3大原則

 

女性ターゲットの心を強く惹きつけるキャッチコピーを作るなら、次の3つのうちどれかを入れると反応はぐっと良くなります。

 

①過去に失敗をした経験

②過去に悲しい思いをした経験

③普段から不便に思っていること

 

これらは女性の記憶に強く残っているため強い感情を動かします。ただしこの3つはそのまま使うには注意が必要です。ネガティブな記憶だけにあなたの商品も「また同じ失敗を繰り返すのかな・・」と取られかねません。必ず悩みを解消するための方法をキャッチコピーへ転化して訴求するのようにします。では以下を例にあげてみます。

 

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例)オーダーメイド靴のメーカー

ターゲット:30代女性でいつも自分の足に合う靴がなくて困っているキャリアさん

訴求ポイント:①過去に失敗した経験よりキャッチコピーをつくる

 

キャッチコピー例:☓いつも靴選びでお困りではないですか?

キャッチコピー例:〇やっと出会えた!ずーっと一緒に歩ける魔法のパンプス♪

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いかがでしょう?これまで靴選びに失敗してきた経験を思い出させながらも、解決策を提示することでポジティブなキャッチコピーとなっています。もし男性と女性の両方をターゲットにする場合は、女性寄りの発想でキャッチコピーを作ると良いです。広く消費者に受け入れられる商品であるほど、8割がた女性が購買権を握っているものだからです。どのキャッチコピーにも、もはや女性戦略は必須ですね。

 

 

4.まとめ

 

男女ではキャッチコピー1つを取っても大きな差があることがおわかり頂けたでしょうか。購買を決断するのは「感情」によるものです。感情を揺さぶる1つのキッカケがキャッチコピーであるからこそ、顧客心理を知った上で考え抜き狙った効果を上げて行きましょう!

この記事を書いた人/五丈凛華